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幻の漆喰(R)と空気
『幻の漆喰(R)』・・・って何?
『幻の漆喰(R)』という材料の魅力をまだわかっていなかった頃、
「漆喰ってあの漆喰でしょ・・あの白くてつるっとした・・」
「その漆喰に幻・・がついたらどうなるの?」
・・・そんな感じでした。

■『幻の漆喰(R)』の魅力・・
漆喰の特徴についてはここで触れていますが、『幻の漆喰(R)』をお薦めしたいと思ったのは、空気がおいしいと感じたからなのです。
こればかりは言葉で説明してもらってもイメージできず、
私たちは京都から鹿児島まで見学会に行きました。
見に行く・・というより、空気を吸いに行く・・という感覚です。

全室『幻の漆喰(R)』で仕上げられた空間に入ってみて・・
空気がまろやかな感じがなんとなくするのです。
やわらかくしっとりした感覚なのですが、さらっとしています。
さほど敏感でない私は‘なんとなく’の域を超えないのですが、『違う』・・と感じたのは、その家を出たときでした。

そこは、鹿児島でも郊外の地域だったので、木々で囲まれ、環境もよく、空気がよくてあたりまえのところだったのです。そんな環境の良いところでも、雨上がりのその日は、外に出た瞬間にムッとした空気のにおいを感じるような気がしたのです。
ところが室内に入ると深呼吸したくなるのです。

そのお住まいでは、『幻の漆喰(R)』以外にも「うづくりの床(R)」「音響熟成木材(R)」「清活畳(R)」などの仕上げ材を使われているので、何がその空気を作り出していたのかわかりませんが、『空気』というものを意識する不思議な感覚でした。

今まで、普段の生活の中で『におい』を意識することはあったのですが、
『空気』を意識する・・という体感をしたのです。





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by syogaikenko-j | 2007-03-13 00:32 | 自然素材
漆喰と珪藻土の違い
私たちは、幻の漆喰Rの壁が良いと思っています。
塗り壁・・といえば、『珪藻土』も人気のある塗り壁材のひとつですが、
漆喰珪藻土、どのような違いがあるのでしょうか。

どちらも多孔質の素材で、湿度を調整する・・という点では共通しています。

 ■ 珪藻土とは・・
珪藻という水中プランクトンの死骸が海底などに堆積してできた軟質泥土。
珪藻殻は無数の細かい孔があいていて、ここに水蒸気や音波などを取り込むことで、
断熱効果、保湿性、遮音効果が高くエコロジーな素材として、塗り壁の中では、
人気のある素材。
『土』なので、解体後も土に還ることもエコなところ。

 ■ 塗り壁材としての珪藻土
珪藻土は水で練っても硬化しない物質なので、セメントなどに混ぜて保温材や断熱材として使われてきたようです。
珪藻土を塗り壁材として使う場合には、つなぎ材(接着剤)が必要になり、にアクリル系樹脂などの化学合成されたものを使う場合が多いようです。
メーカーにより成分は異なりますが、『珪藻土塗り壁』の中に、珪藻土がどの程度の割合で混ざっているのかを知ったうえで使うほうがよさそうです。

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珪藻土の風合いがお好みであれば、それも良いと思います。
断熱効果、保湿性、遮音効果、調湿性能・・それらの性能を評価し、天然素材なのか、そうでないのかを理解したうえで、心地よく感じる壁の風合いを楽しむことができる素材選びをしたいものです。

『漆喰』の原材料についてはこちら・・・


※Iさま邸珪藻土塗り壁

~ 「呼吸する家」住宅新報社 一部参照 ~

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by syogaikenko-j | 2007-03-12 14:35 | 自然素材
漆喰の正体は・・
漆喰の歴史は、世界的にも大変古いものです。
起源は、5000年前のエジプトのピラミッドといわれているそうです。
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中国の万里の長城のレンガをつなぐ接着剤の役目をしているのも漆喰だったり、
日本では戦国時代の城郭の建築技法として発達したともいわれています。
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漆喰は、原材料である石灰岩(炭化カルシウム)を焼成して生石灰(酸化カルシウム)から消石灰(水酸化カルシウム)となったものに、麻糸などの繊維質(スサ)を細かく刻み込み、フノリ、ノマタなどの海藻を膠着材にして加え、水で練って施工します。
空気中の炭酸ガスを吸収して、最終的に仕上げとなったときには、元の炭酸カルシウムになる・・というわけです。
その炭酸カルシウムは、『炭』と同様に遠赤外線を出し、マイナスイオンを発生させているというのです。
亀裂防止や耐水性向上のために、貝殻を混ぜたりもするようです。



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その漆喰にも弱点はあります。
気硬化のために、しっかり固まるまでには時間がかかるようなのです。
ゆっくり時間をかけて乾燥・硬化を行うため、急激に乾燥するとヒビがはいってしまうことがあります。
それを弱点と見るか、家を育てる熟成期間だと考えるかは、住まうひとにゆだねるしかありません。


~ 『呼吸する家』 住宅新報社 ~より一部参照

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by syogaikenko-j | 2007-03-11 12:51 | 自然素材
漆喰って?
生涯健康住宅では、壁材に『幻の漆喰』をお薦めしています。

漆喰(しっくい)は、古くは城壁や土蔵。
明治建築にも漆喰の白い壁が使われていました。

漆喰・・って、ひと昔前までは、どこの家でも使われていたので、
漆喰のありがたみをあまり感じていなかったような気がします。
どこに使われていたかというと、台所とか洗面室、押入れ、トイレ、浴室・・など。
実家のトイレと押入れの中は、いまだに漆喰です。

こうしてみると、火を使うところ・・水に濡れやすいところ、湿気をとりたいところ・・
そんな場所に使われていることに気づきます。

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           ※ 洗面脱衣室を『幻の漆喰』で仕上げています。
        湿気の気になる洗面脱衣室に漆喰を使うと肌も潤うような・・気がする。
       

■ 漆喰は不燃材です
江戸時代から、延焼を防ぐための防火構造として、土蔵や城壁に使われていました。
現在は、国土交通省の告示の中で、石材やガラスと同じく不燃材料として取り扱われています。

■ 漆喰は呼吸します
吸放湿する性能があります。
土蔵にいろんなものを保存しても保存状態が保たれるわけです。
押入れに使われていたのも、ふとんの湿気などを調湿してくれていたのですね。
空気中の二酸化炭素や有害物質なども吸ってくれます。

■ 漆喰で結露防止
漆喰を拡大すると、多孔質なので表面に小さな穴がたくさん開いています。
そこで湿気を吸収し、結露が発生しにくくなります。
強アルカリ性のため、カビや細菌も発生しにくいのです。

■ 漆喰の防音効果
白い漆喰壁に囲まれた土蔵は、『しーん・・・』という音が聞こえそうなくらい(?)静かに感じます。 

幻の漆喰R』は、そんな漆喰の機能に加えて、『光熱触媒』という、光と熱に反応して、
化学物質を吸着するばかりでなく分解もしてくれる・・といった塗り壁材。
室内の空気が違うな・・というこの感覚・・一度体感してみてください。



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by syogaikenko-j | 2007-03-10 01:46 | 自然素材
木は呼吸する?
木は呼吸しています・・。

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伐ったあとの木も呼吸しているのでしょうか。
呼吸・・という意味では、伐る前も後もどちらも吸ったり吐いたりしています。
伐る前は成長活動をするために光合成を行い、二酸化炭素を吸い酸素を吐きだしています。
伐った後の木は、含水率(※)20%以下まで乾燥させるのがよいと言われていますが、
乾燥させた木も、木の細胞が空気中の水分を吸ったり吐いたり・・
といった調湿しています。

建築材料となった木が、水分を吸ったり吐いたり・・と呼吸するたびに、
木が伸び縮みします。
その伸び縮みが、板の場合、『ねじれ』や『反り』や『割れ』などの現象を
起こすことになるのです。
職人さんたちは、「木が狂う」とか「木が暴れる」とか言いますが、
決して「気が狂った」わけではありません。
長年木を寝かせておくと、木はゆっくり静かに呼吸しながら、おとなしくなります。

生涯健康住宅でお薦めする音響熟成木材うづくりの床は、
ゆっくり静かに呼吸させるために、クラッシック音楽を聞かせた環境の中で
乾燥させていきます。
『うづくりの床』の38ミリの厚みのある床材も、ほとんど『暴れる』ことなく、
落ち着いています。

・・とはいえ、木は生きていて呼吸しています。
隙間が開いたり、詰まったり、戸が開きにくくなったり、閉まりにくくなったり・・ということも、
自然・・といえば自然なのです。

モノを落とせば傷もつきます。
杉の柔らかな感触が木のよいところでもありますが、硬い木よりもへこみやすくなります。
凹んだ木(板)に湯を含ませると・・・木は水分と熱で膨らみます。
その後、乾燥すると凹みが目立たなくなっています。
木が呼吸している・・ということです。
人も木も、日々呼吸しながら寄り添っていると愛着もわく・・というものです。


 “コンフォルトより一部参照” 

(※)含水率・・・木材に含まれる水分の量を表す数字。含水率が低いほど狂いや割れが少なくなります。

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by syogaikenko-j | 2007-03-09 20:25 | 自然素材