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漆喰と珪藻土の違い
私たちは、幻の漆喰Rの壁が良いと思っています。
塗り壁・・といえば、『珪藻土』も人気のある塗り壁材のひとつですが、
漆喰珪藻土、どのような違いがあるのでしょうか。

どちらも多孔質の素材で、湿度を調整する・・という点では共通しています。

 ■ 珪藻土とは・・
珪藻という水中プランクトンの死骸が海底などに堆積してできた軟質泥土。
珪藻殻は無数の細かい孔があいていて、ここに水蒸気や音波などを取り込むことで、
断熱効果、保湿性、遮音効果が高くエコロジーな素材として、塗り壁の中では、
人気のある素材。
『土』なので、解体後も土に還ることもエコなところ。

 ■ 塗り壁材としての珪藻土
珪藻土は水で練っても硬化しない物質なので、セメントなどに混ぜて保温材や断熱材として使われてきたようです。
珪藻土を塗り壁材として使う場合には、つなぎ材(接着剤)が必要になり、にアクリル系樹脂などの化学合成されたものを使う場合が多いようです。
メーカーにより成分は異なりますが、『珪藻土塗り壁』の中に、珪藻土がどの程度の割合で混ざっているのかを知ったうえで使うほうがよさそうです。

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珪藻土の風合いがお好みであれば、それも良いと思います。
断熱効果、保湿性、遮音効果、調湿性能・・それらの性能を評価し、天然素材なのか、そうでないのかを理解したうえで、心地よく感じる壁の風合いを楽しむことができる素材選びをしたいものです。

『漆喰』の原材料についてはこちら・・・


※Iさま邸珪藻土塗り壁

~ 「呼吸する家」住宅新報社 一部参照 ~

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by syogaikenko-j | 2007-03-12 14:35 | 自然素材
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